- 2015年5月25日 12:04
- 修理実績
こんにちはMです。
今回のパソコンはHPの TouchSmart 310 PC という20インチの地デジ対応の一体型デスクトップパソコンです。画面がうっすらと映る症状です。このケースはバックライト切れ、
インバーター故障、マザーのチップヒューズ切れ等で起こります。
一体型デスクトップパソコンの分解は大変です。まずはウラ蓋の取り外しが4箇所のネジを取り外してもびくりともしない爪でがっしりと留めてあります。マイナスドライバー や金属ヘラではキズが付くか弱すぎて開きません。特殊自作工具を使い慎重に開けます。
この画像は実際は修理後の画像です^^
ウラ蓋開けたらインバーター出てきますのでここで判別機器を使いインバーター不良かバックライト不良か判別できます。バックライト不良が判明しましたので液晶に到達するまで分解を進めます。配線がかなり多いですので配線の役割をしっかり確認します。
あとはコネクターで何も刺さっていないコネクターがあれば確認しておきます。
外した後元に戻す時にスムーズにするためになります。
ようやく液晶に到達です。液晶自体がタッチパネルとボンド付けされていますのと今回は2本タイプですので液晶交換でなくバックライト交換の選択になります。
バックライトまで到達するとバックライトのエンドのゴムが焼けてしまって再利用できなくなってました(T T)。側のバックライト受けもそのエンドあたりが溶けています。
このエンドやバックライト受けも探せば打っているものなのか・・・・しかしサイズやら形があるので難しいでしょう。仕方なく工作することにしました。
当店の近くには業務用ホームセンターコーナンがありますので力を貸してくれます。
配線も焦げていて使えない部分を切ると短くなるので線を半田作業で継ぎ足します。線はどのパソコンのバックライトの配線は共通のため他のジャンクPCから流用します。
長めにして取り付ける前に適度な長さに再度切ります。
継ぎ足し線も含め計三か所の半田作業を終え、組み込み作業です。液晶だけまずはチェック。おー液晶明るい~ これで液晶復活したのであとの組み込みは逆の作業です。
ウラ蓋以外はすべて装着して確認~・・・ おー、HPロゴでてwindows起動していますのMSGでましたぞと。
しかしunible系のスパイウエアに感染している。これをすべて処理して終了となりました。めでたしめでたし^^。
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