- 2015年7月11日 15:45
- 修理実績
こんにちは Mです。
うっすら画面表示の症状です。切り分けの結果バックライト不良となりましたので今回はバックライト交換になりました。この機種は2本管タイプと1本管タイプがありこのパソコンは2本管の方ですね。2本管の方が倍の確率で切れますので2本管の方がバックライト切れが多いです。というのも、2本中1本切れると片方の1本だけでは点灯しないようインバーターが制御するからです。1本でも十分明るいので1本切れても片方だけで点灯してくれたらバックライト切れは気付かれないのでそうすると1本管より倍持つので2本管の方がいいんですが。。。。
バックライト交換について詳細を記載したいと思います。
バックライトは純粋に切れる場合と先端が焦げる場合があります。
切れるのは部屋に使っている蛍光灯と同じことなどので分かりやすいですが先端が焦げることも結構な割合で起こります。これは古くなると点滅を起こすのですがこれが目に見えないレベルの点滅で普通には点滅していないように見えます。
この点滅時に電圧がかかりますのでその頻度が多いと焼けてしまうわけです。新品は最初しか点滅しないのです。
バックライトの交換の方法
①パソコンから液晶自体を外す。
②液晶からバックライトを取り出す。
1) 裏のテープ ネジを全て外す
2)金枠を外す。
3)液晶表面と基盤を外す。
4)液晶裏のシートを外す。
5)バックライトケースを外す。
6)バックライトを取り出す。
7)先端白ゴムを再利用するので上手に配線側に移動させる。
8)液晶と配線をくるんでる絶縁ゴムを取り外す。これは再利用不可です。
9)新品の絶縁ゴムを配線にくぐらす。その後、新バックライトと配線を半田づけする。
10)絶縁ゴムをバックライトと配線の間に装着する。
11)これを2本の場合4箇所におこなうことになります。半田の量が多いと絶縁ゴムが通らないし半田がきちんとされてないと液晶に装着するときにとれてしまい、また1からになります。
12)先端ゴムを元の場所に移動させてバックライト受けに装着しなおします。
13)あとは逆の手順でおこないます。
この映像は10)あたりになります。
点灯テストはこんな感じです。
ご自身でされる方もいるかと思います。
頑張って下さい^^。
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